歳を重ねると、若い頃とは違って健康面や、体力の面で不安なことが増えますよね。あなたも最近、このように感じていませんか?
一言で「健康で長生きするために今からできること」と言っても、いろいろなことがあります。
この記事では、家でできる運動から食事、普段の歩き方などいろいろな切り口で健康について考えてみました。
健康のために家でできる運動を紹介
「健康のために運動をしよう!」と思い立っても、大変なものであれば続けることは難しいですよね。最近では、シニアでも自宅で実践しやすい運動を紹介している動画がたくさんありますよ。
ここでは、健康のために家でできる運動を紹介している動画を掲載します。
- ウォーミングアップ
- 指のストレッチ
- 腕の内回し・外回し
- 肘の上げ下げ
- 手の開き・閉じ
- わき腹のストレッチ
- 背中・胸のストレッチ
- 足裏のストレッチ
- 手上げ
- つま先・かかと上げ
- ひざ伸ばし
- ひざの締め
- 太もも上げ
- 足の横上げ
たくさんの運動が紹介されている動画ですが、どれも実践しやすいものばかりです。
引用 Youtube
引用 Youtube
歳をとっても元気に歩くことには憧れますよね。将来、寝たきりにならないためには転倒を防ぐことがポイントになります。
運動することももちろんたいせつですが、つまずきそうなカーペットを取り除いたり床の段差をなくしたりという事故の原因を排除することもたいせつなのです。これらの行動と一緒に、筋力を向上したり維持したりする運動を行いましょう。
健康で長生きするための食事とは?
「健康には適度な運動が良い」とは言っても、まずは運動のできる体作りが必要です。健康のためには、油を摂ると良いと言われています。
油と言えば、「あまり摂らない方がいいもの」というイメージの方も多いのではないでしょうか?
油と言っても、全ての油が健康に良いという訳ではありません。主に、健康のために摂ると良いと言われている油は以下の通りです。
- a-リノレン酸を含む油
- オメガ3脂肪酸
- オメガ6脂肪酸
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸、a-リノレン酸は不飽和脂肪酸と呼ばれており、人間の体内では作れません。
そのため、食事で摂ることが必要です。でも、摂りすぎは注意しましょう。バランス良く摂ることをおすすめします。
上記の成分が含まれている食べ物は、以下の通りです。
- a-リノレン酸・・えごま油、アマニ油、くるみなど
- オメガ3脂肪酸・・イワシ、サバ、マグロ、カキ、カニなど
- オメガ6脂肪酸・・コーン油、大豆油など
また、フランスでは最近日本の「お弁当」のブームが来ています。日本のお弁当は、手ごろな値段で健康的な食事ができるうえに、見た目が可愛らしく宝石箱のようであると評判なのです。
子どもが自立すると、「家で1人なのに食事を作っても・・」とお惣菜で済ますことはありませんか?
同じお弁当なら、手作りのお弁当を作って家でピクニック気分を味わうのもいいかもしれません。
当ブログでは、ダイエットをしたいシニアの方へ向けて記事を書いています。スポーツジムの選び方を学んで、運動を習慣にしませんか?
健康で長生きするためには歯も大切!
高齢になると、口内にはさまざまな問題が出てきます。
- 味覚の変化
- 口内の乾燥
- 歯周病・虫歯の増加
- 自浄作用が下がる
- 入れ歯、治療跡の増加
味覚は、舌の表面の味蕾「みらい」という部分で感じます。ところが高齢者の場合、舌の表面に舌苔「ぜったい」が付きやすくなります。舌苔とは、食べカスや粘膜のカス、最近などが付着したもののことです。そのため、味が感じにくかったり味覚が変わったりします。
高齢者は、唾液の量が減ります。服用中の薬や噛む力の低下が主な原因です。唾液は、口腔内を綺麗に保つ役目をしています。だから、乾燥すると口臭や歯周病が進行する原因にもなるのです。
高齢になると、歯茎が下がって歯の根元が出てきます。すると、虫歯の原因になるのです。また、自浄作用が低下し最近が繁殖することによって歯周病にもかかりやすくなります。免疫力が下がることも、歯周病や虫歯に繋がっていきますよ。
長年生きていれば、虫歯や歯周病にかかった経験が増えます。詰め物をした跡がある人や入れ歯を使っている人も多くいらっしゃるのです。
入れ歯を使っている場合、粘膜と入れ歯の隙間に細菌が増えやすくなります。詰め物の場合は、下で虫歯が進んでいる可能性もあるのです。
自分自身で口腔内をケアすることに加えて、時には歯科医など専門家に口腔内の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。
高齢者も、スマホ認知症に注意が必要
別の作業をしながらスマホをずっと見続けたり、スマホに依存したりしている状況を「スマホ依存症」と言います。最近、ふとした時にすぐスマホを触ったり、気づいたらスマホを横に置いている状態が続いていませんか?
スマホ依存症は、スマホを手放さない生活を行うことが原因で起こると言われているのです。
そのため、若者だけではなく高齢者も注意が必要です。スマホからの情報は、脳では「前頭前野」という部分で処理が行われます。
ところが、情報が多すぎると前頭前野が疲れてしまうのです。働き過ぎの状態で処理が追いつかなくなってしまい、正常に働けなくなります。スマホの使い過ぎで、脳が正常に働かなくなる状態のことをスマホ認知症と呼びます。
現在、シニアと呼ばれる世代でもおよそ6割の方がスマホを持っている状態です。今後は増え続けていくことでしょう。ですから、スマホ依存症は決して若者だけでの問題じゃないのです。
スマホのようなデジタル機器に触らない時間を意図的に作るなどして、目や脳を休める時間を作ることをおすすめします。
しかし、スマホはアプリやSNSなどを用いて、健康的に使うこともできますよ。日常生活に支障を出さない程度に、賢く取り入れて充実した生活を楽しみましょう。
ウォーキングのポイントを抑えて運動しよう
最近、健康のためにウォーキングを意識して行う高齢者の方が増加しています。ウォーキングは、気軽に行えますから取り入れやすいですよね。
歩き方のポイントをおさえることによって、身体に負担をかけにくくなります。
- 足は大股で踏み出す(無理のない程度に)。大股での歩き方を意識すると良い。内もも、お尻、ももの裏がこわばってしまうと大股で歩くのが難しくなる。
- かかとからつま先に向かって、足の裏をころがすように重心を意識する。最後は、つま先全体を用いて地面を押すようなイメージで。
- 肘は、曲げて後ろへ十分に引く。肘を引けば背中の筋肉が使える。その結果、猫背の改善や予防が期待できる。菱形筋が収縮すれば肩甲骨に動きがつく。そうすると、骨盤にも動きが出る。腕を振ることは、大股で歩くさいに大事なことである。
- 視線はおよそ10mから15m先を見るようにする。背筋が伸ばしやすくなったり視野が広がったりする。
生活習慣病を防ぐために、30分以上の有酸素運動(成人は中等度)を行うのがいいと言われています。高齢者の場合は、無理をしないでご自身のペースで行ってください。
服薬中の薬がある場合は、薬とウォーキングの関係を理解して適切な運動量を実施しましょう。
まとめ
健康で長生きするために、すぐに実践できることを解説しました。健康長寿でいるためには、たくさん気をつけないといけないことがあるのですね。しかし、どれも取り入れやすいものばかりです。
人生100年時代。これからも、どんどん健康について新しい情報が増えていくことでしょう。いろいろな方法を少しずつ取り入れながら、自分に合った健康法を続けていくのもいいのではないでしょうか。
“健康で長生きしたい人が実践しやすい運動・食事法などを紹介!” への1件のフィードバック