何年寄り添っていても、仲の良い夫婦は羨ましいですよね。理想の夫婦でいるには、何か秘訣でもあるのでしょうか?男性は特に、夫婦円満の秘訣だけではなく奥さんに対して気をつけるべき行動もあります。
行動に気をつけていないと、奥さんをイライラさせる原因になるかもしれないのです。この記事では、夫婦円満に過ごす秘訣の他に、男性のNG行動も紹介します。いつまでも夫婦仲良く暮らしたい人は、ぜひご確認ください。
夫婦円満の秘訣、自宅でだらだらしない
まず大事なことは、自宅だといってのんびりしすぎないことです。奥さんは家事に掃除に忙しいのに、家でだらだら過ごしている夫が常に隣にいればどう思われるか考えてみてください。
考えにくい場合は仕事に置き換えてみます。自分は休む暇なく働いているのに、すぐ横でだらだらとスマートフォンを触っている部下がいたらどんな気持ちになりますか。イライラすることは、簡単に想像がつくでしょう。
まだ現役でしっかり働いていた頃も、休日に家でのんびりしていて小言を言われた記憶はありませんか?
長かった社会人生活をまっとうした人間にとって、シニア世代とは老後であり自分の人生を楽しむ時間ですよね。人生100年時代なんて言われています。
もし定年後に人生がおよそ40年あるとすると、自宅でのんびり過ごすよりできるだけ毎日ワクワクする楽しみを見つけたくありませんか。何歳になっても気分が上がる楽しいことを見つけられる人って、素敵だと思います。
認知症について警鐘を鳴らしているメディアが増えているのはご存知ですよね。家で奥さんに生返事をしながらテレビしか観ない生活を続けるのはあまり望ましくありません。認知症などの病気は「まさか自分はかからないだろう」は通用しないものです。
認知症にならないためには、しっかり身体を動かして脳を使い、栄養を摂ることが大切です。家でだらだら過ごしているよりは、健康的な夫を見ている方が奥さんも気分がいいですし、良好な関係を築けますよ。何年経っても周りが羨むような夫婦でいるために、今から気をつけるのはいかがでしょうか?
夫婦円満の秘訣、住まいを住みやすくする
- 家の中から自分の居場所がなくなる問題について
- 子ども部屋を改装して自分の部屋にする方法
- 新たにシニアライフを満喫する家を探す方法
シニア世代は、若かったころとは異なり身体がどんどん不自由になってきます。バリアフリーの問題もありますが、「家の中から自分の居場所が無くなる」との問題からも目を背けられません。
現役時代は家にほとんどいなかったのに、定年したら急に家がメインの活動場所になります。喧嘩をして空気が険悪になってしまうと「今はその場から逃げ出したい」と思うもの。しかし、自分の部屋がなければベランダに行ったり散歩に行ったり工夫が必要になります。
お子さんがいらっしゃる場合、子ども部屋を自分の好みに改装して自分の部屋にするという方法もあります。今はもうお子さんが遠くに住んでいたとしても、部屋を改装したり手入れしたりする場合は一声かけるようにしてくださいね。
子どもの立場からして、たとえ家族であっても知らない間に昔の制作物などを整理されていたら非常にがっかりします。
また、住み慣れた家を離れてシニアライフを満喫する場所へ移住する方法もあります。慌ただしい都会に住んでいたなら、地方の田舎に行ったりシニア向けのマンションを購入したり、いろいろな選択肢がありますよ。
シニア向けのマンションは、高齢者が住みやすいようバリアフリーに気を配られたマンションのことです。入居対象者は主に富裕層ですが、そのかわり生活支援のサービスが充実しています。
夫婦円満の秘訣、役割を分担する
夫婦円満の秘訣として、役割を分担するというものがあります。奥さんを手足がわりに使ってしまうのは、ストレスを溜める一因です。「共感すること」は夫婦円満のエッセンスでもありますよ。
奥さんが何か用事をしてくれても、「やってもらって当たり前」ではなく気持ちや苦労に気づいて労わるだけでも、効果が期待できます。正直なところ、この部分を分かっているかいないかで円満に過ごせるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
現役で働いていたころは、お互いの気になる部分1つ1つに注目していたらキリがなかったですよね。しかし、定年後は時間があります。時間ができて長い間一緒にいることになれば、気になる部分がだんだん苛立ちの原因になってくるのです。
男性と女性では、脳の考え方が違うといいます。女性は共感を求め、男性は目的を求めると言われているのです。さらに、女性は人の表情を読み取る力が男性より20倍もあると言われています。このように、もはや根本的に違うと聞いたらかみ合わないことがあるのも当然だと感じますよね。
実は、家事は人によってやり方が違うのです。家事のやり方が人により異なるのは、その人が育ってきた環境も原因の1つ。洗濯物1つとっても洗い方や畳み方、服の分け方など、細かな違いがあるのです。だから、しっかり役割分担をして些細な喧嘩が起きないように気をつけることが大事なのですね。
夫婦円満の秘訣、趣味を楽しむ
そして最後に、「趣味を楽しむ」というものがあります。趣味は、人生を充実させる大事なものですよね。結婚生活が長くなれば、夫婦二人きりになったときに手持無沙汰になることも少なくありません。特に、これまで子どもありきで会話していた場合、その傾向は強くなるでしょう。
そうならないためにも夫婦二人で楽しめるような趣味がある方が良いのです。趣味があれば、一緒にいるときに時間が潰せるだけではなく会話も弾みます。しかし、夫婦で共通の趣味がなかったとしても、お互いに認め合って理解し合っていれば、共通の趣味は必ずしも必要なものではありません。
周りの夫婦には「子どもが大きくなっても趣味の話ができるから良い」という人たちもいます。子どもが大きくなっても、夫婦二人で楽しめることがあるのは素敵ですね。
シニア世代に向けた旅行プランも充実しています。長い距離を歩かないようにしたり、ゆとりあるスケジュールでのんびりとできたり配慮されていますよ。
「旅行に行くのが趣味だったけど、どちらかが長時間歩けないから難しい」と悩む人も、上記のようなプランを探してみてはいかがでしょうか。長時間歩けたときには見えなかった、新たな楽しみが見つかるかもしれませんよ。
夫婦円満のために、男性のNG行動
- 頼まれたことに文句を言うこと
- 奥さんが掃除をしている傍らで散らかすこと
ここまで、夫婦円満の秘訣を紹介してきました。ここからは、夫婦円満のために男性がしてはいけないNG行動を紹介します。
まず、頼まれたことに関して文句をいったり拗ねたりすることです。普段の何気ない会話でやっている男性も多いのではないでしょうか?たとえば、奥さんに「○○が壊れたからなおして欲しい」と頼まれたら嫌そうな返事をしている人も中にはいますよね。
このように、文句を言ったり嫌そうな返事をしたりすると、「あぁ、何もやる気がないんだ。」と思われてしまいます。人に指図されるのが嫌いだというのなら、言われる前から行動するのがおすすめです。夫にがそんな対応をしてくれたら、「言わなきゃいけないと思っていたことを先にやってくれている。」と感心する人もいるでしょう。
つぎに、奥さんが掃除をしているのに片づけないどころか散らかすケースです。テーブル周りを綺麗にしているのに、今食べたポテトチップスの袋をそのまま置いているなんてことはしていないでしょうか。
このこともまた、仕事に置き換えてみると分かりやすいかと思います。自分が仕事をどんどん片づけている最中に、部下が凡ミスを何度もして仕事を増やして行ったら、少しイライラしてしまいませんか。
服は脱いだら脱ぎっぱなし、冷蔵庫から出してきたものをしまわない、など言い出したらキリがありません。昔からのクセになってしまっているのなら、口頭で注意してもなかなかなおらないので、イライラされてしまいます。まずは、自分の出したゴミ類を自分で片付けるところから始めてみてください。
まとめ
夫婦円満に過ごす秘訣や、男性のNG行動を紹介しました。特にNG行動に関しては、「これはやってしまっていた」というものもあるのではないでしょうか?今まで行ってきた行動を急に改めろと言われても難しいかもしれません。
しかし、あなたの勇気ある行動が夫婦円満の第一歩に繋がるかもしれないのです。ぜひ、奥さんに思いやりを持って接してくださいね。
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