趣味

あれ、自分の趣味って何だろう。改めて振り返った時、思い当たらず愕然とする方や苦笑いを浮かべてしまった方、結構多いのではないでしょうか。仕事だけで精一杯、趣味に費やす時間なんてないという方もいるでしょう。

勿論、人によってはビジネスこそが生き甲斐という人もいるはずです。確かにライフスタイルは個人により変わりますが、誰にでも間違いなく近づいているのがセカンドライフ、第二の人生ですよね。

趣味なんて60代から見つければ良いという考え方も間違いではありません。ただ、50代から見つけ継続しておくと、充実したシニアライフを過ごせるとも言えるのです。

ワクワク感がアクティブな日常に繋がる

期待

よし、充実したシニアライフの為にと身構えたり難しく考えたりする必要はありません。それまで馴染みのなかった方ほど、趣味に対して高いハードルをイメージしがちですが、単に面白そう、やってみたいという感覚で十分なのです。

いかにワクワクするか

興味や関心のあることをやってみることは楽しさに繋がります。楽しいということは心躍る時間を過ごせていること。ホルモンが分泌されているというメカニズムはありますが、要は夢中になっているということです。

この新しい体験によるワクワクやドキドキが体に活力を与えます。ビジネスに夢中になっている時の自分に置き換えてみてください。エキサイティングな日々は体をアクティブにさせていませんか。

趣味に夢中になっている状態は、この感覚に近いものと言えるでしょう。セカンドライフだからとボーっとした日常では、体も精神も衰えてくばかりなのです。勿論、一口に趣味といっても千差万別、数え切れない位の種類がありますよね。

ここからは、一つの参考として複数の人数、そして屋外でするタイプの趣味をご紹介します。

プライベートな趣味として楽しむゴルフ

ゴルフ

ゴルフは嫌、接待ゴルフで土日の休みがなくなったという方も結構いるかもしれませんね。
確かに仕事の一環としてのゴルフは愚痴の一つも言いたくなるものです。しかしながら、セカンドライフでの趣味としてゴルフを捉えた場合はどうでしょう。

アウトドア係数全開で仲間ともワイワイと楽しめる趣味と言えるのではないでしょうか。仮にプレーが上手く運ばなくても、コース内を歩く運動量を相当なものです。また、より良いスコアを望む場合には、打ち込む際の集中力も自然と高まるはずでしょう。

複数で行う趣味にはコミュニケーションの楽しさもありますが、相手に負けるものかという気持ちもでてきますよね。闘争心とも表現できますが、アクティブさを保つ為には欠かせない要素とも言えるのです。

趣味の中でもゴルフは比較的経費の掛かることは確かです。しかしながら、現在接待ゴルフを余儀なくされている方は、既に必要な道具を揃えているはずです。全く初めての方でも、お手頃な価格で一式揃えることが出来ます。

フットサル・サッカー

サッカー

皆でワイワイ楽しみながらいい汗を流せる趣味にフットサルやサッカーがあります。いやいや、これこそ経験者でなければ無理でしょうという声が聞こえてきそうですが、実際そうでもないのです。

経験者の方が確かに上手くボールを捌くことが出来るでしょう。でもちょっと考えてみてください。仮に経験者だとしても数十年のブランクを作ってしまうと、それほど大きなアドバンテージとは言えないのではないでしょうか。

そう、50代から始める方も再開する方も大きな開きはないのです。勿論、ゲームプレイを離れた後も、継続的に運動やトレーニングをしていた方とは大きな開きはありますが。

未経験者でも楽しめるフットサルですが、それなりに激しく動くスポーツであることには間違いありません。その為、ある程度の運動神経は必要ですし、体力が全くないのが自慢という方には、初めのハードルは高いと言えるでしょう。

しかし、50代から徐々に馴染んでいけば大丈夫です。もし、社会人サークルがあれば、足を運んでみてはいかかでしょうか。また、複数のゲームに至る前の段階にはなりますが、初心者用のレッスンプログラムを用意している所もありますので、臆せずにチャレンジしましょう。

天体観測

天体観測

屋外の趣味は楽しみたいけど、やっぱり運動系は苦手という方もいるでしょう。そのような方には天体観測はいかかでしょうか。先にも触れたように趣味の世界は千差万別、天体観測も趣味のカテゴリーの一つです。

勿論

天体観測は一人でも出来ますが、仲間や知人など複数で楽しむことが出来る趣味でもあります。観測スポットまでドライブを楽しんだり、キャンプ地で語らいながら星空を眺めたりと、結構贅沢な時間だとは思いませんか。

双眼鏡や望遠鏡など観測道具があることに越したことはありませんが、肉眼でも十分に天体ショーを満喫出来ます。仲間の中に一人でも正座や星に詳しい人がいれば理想的ですが、全員が全く知らない場合でも天体観測は可能です。

50代でビジネスシーンの真っ只中という人ならばスマートフォンは十分に駆使しているはずですよね。そう、天体観測アプリを利用するのです。スマホカメラを天空に向けることで、星や星座などの情報を知ることが出来ます。

コミュニティの見つけ方

コミュニティ

複数で屋外の趣味を楽しみたい、自分が望む趣味の社内サークルやクラブがある場合には積極的にアプローチしたいもの。共通の趣味同志となる訳ですから、より連帯意識が強まるはずです。

問い合わせの一つとして

また、部署を超えての繋がりも出来ることは、ビジネスにおいてもマイナスではないと言えるでしょう。それでは、社内にない場合はどうすれば良いのでしょうか。勿論、知人を通して見つける方法も一つですが、NPO法人に問い合わせてみるのも良い方法と言えるでしょう。

NPO法人のスポーツコミュニティ、住んでいる場所や人口数の多さなどで規模の大小はありますが、ほぼ全国各地にあると言って良いはずです。また、基本的にNPO法人のスポーツコミュニティは、子供からシニアまでをフォローしています。

勿論、年齢的にシニアのグループに属することになるでしょう。ただ、キッズ・ジュニアとの交流もあり、これもまた刺激となると言えます。NPO法人のコミュニティの目的には、「生活の充実」や「多くの交流が生まれる場づくり」などが挙げられていますから、第二の人生にはぴったりと言えますね。

参加費などはコミュニティにより違いがありますから、経費や必要とする道具などについては予め確認しておくと良いでしょう。電話の問い合わせは勿論のこと、メールなどWEB対応も充実しています。

まとめ

ここでご紹介した趣味はほんの一例です。仲間と屋外で楽しむ趣味はまだまだたくさんあります。人生100年という言葉をよく耳にしますが、冗談ごとではなく真実味を帯びてきていますよね。

そう捉えると60代からのシニアライフ、まだまだ先が長いとは思われませんか。60代は勿論のこと、実際に70代や80代でアクティブな生活を送っている方は、貴方が思っているよりも多いのです。

頭の中で考えているだけでは、自分をアクティブな状態にするのは難しいと言えるでしょう。ワクワクやドキドキを獲得するには少なからず行動が必要となります。趣味を見つけるポイントは、もうお伝えしていますね。

ちょっと、面白そう、自分にも出来そうじゃないか、この感覚を大切にしていきましょう。