老後破産したくないシニア世代の人へ!老後破産の原因と対策を紹介!

老後破産はしたくない・・。

これは、シニア世代の誰もが考えることですよね。

でも、具体的な「老後破産になる原因」と「対策」が分からなくて不安な人も多いのではないでしょうか?

実は、老後破産って「うちは、貯金をたくさんしてきたから大丈夫!」という家も他人事ではないのです。

このことを知らなければ、思わぬ出費で困ることになるかもしれませんよ。

この記事では、老後破産になる原因や対策だけでなく、お金をかけずにできる趣味も紹介しました。合わせてご覧ください。

老後破産になる原因その1

破産 財布

老後破産になる原因は、いくつかあります。ここでは、一部を見ていきましょう。

老後破産になる原因その1
  1. 退職しても生活水準を下げられない人
  2. 子どもにお金をかけすぎる人
  3. 熟年離婚をした人

現役世代をサラリーマンとして活動していた人の場合、定年退職したあとは収入が減るのが一般的ですよね。

それが分かったら、生活水準を下げて収入に見合った暮らしをしたいもの。でも、この「生活水準を下げる」ということは、年齢問わず難易度が高いのです。

現役世代より収入が減っているのに支出が退職前と同じであれば、当然貯金が少なくなっていきますよ。

そして、お子さんのいる家庭は子どもにお金をかけすぎると老後資金を貯めるのがたいへんになります。

たとえば、子どもを幼稚園から高校3年まですべて私立へ通わせた場合にかかる金額はおよそ1,770万円。公立である場合も、大きな額が必要になります。

さらに、塾に通わせて大学進学・・となると、プラス500万程度は最低でもかかるのです。

子どもにお金をかけすぎると、老後資金にしわ寄せが来るのがよく理解いただけたかと思います。

また、熟年離婚も老後破産の原因の1つ。離婚をすれば、財産などを夫婦で分ける必要があります。

住宅ローンが全て払えていないケースなら、どちらかが住宅ローンを返済しながら住み続けるかマイホームを売却して財産を分けるかになるでしょう。

だから、家を出た側は新居を新しく見つけないといけないうえに生活費を自力で作っていかなければいけません。

老後破産になる原因その2

財布 お金

老後破産になる原因その2
  1. お金のことを相談できる人がいない
  2. 医療が進歩して、寿命が延びている
  3. 想定外の出費があった場合

あなたの周りには、お金のことに関して相談できる人はいますか?

シニア世代以降の人は、若い人と比べて「お金の問題や心配を、専門家などに相談する」ことに恥ずかしさを感じる人も多いです

生活保護を受給できる場合でも「恥ずかしさから相談に行けない」と感じる人も。

1人で暮らしている高齢者の方で、老後破産になる人が多いことにはこのような原因もあります。

そのうえ現在は、医療が進歩してきて平均寿命がのびていますよね。長く生きられるのは一見、喜ばしいことのように思いますが老後破産になる原因の1つでもあるのです。

今後も医療が進歩しますから、平均寿命が延びていくと予想できますよね。退職後に、寿命が長いことは嬉しい反面、その分の資金の確保が難しくなるのです。

老後破産の話は、「うちの家は、老後資金は十分貯めたから何も心配いらない」という人でも、他人事ではありません

本人が、介護が必要になったり病気にかかったりするケースは予想できるかと思います。しかし、それだけではなく家族が引きこもりになったり予想外の病気にかかったりするケースも起こり得るのです。

自分のために・・と思って貯めていた資金が、思わぬ出費によって減ってしまうことは多いですよ。

老後破産を防ぐにはどうする?

靴 歩く

それでは、老後破産を防ぐには何をすればいいのでしょうか?

定年退職後も働けるように、体を健康に保つことが1番。健康であれば、定年退職後もアルバイトなどで働けます。

老後資金が減ってしまう原因の中には、介護にかかる費用や医療費なども挙げられますよ。長い間健康でいることによってこのような費用の節約にもなります。

このブログでは、シニア世代の健康についての情報を更新しています!以下の記事を読んで、シニアヨガに挑戦するのはいかがでしょうか?

健康を気遣うシニア世代へ!シニアヨガって何?実践動画も紹介!

 

シニア向けの転職サイトで職を探すのもおすすめです。定年退職後も、健康であれば働き続けられますよね。

シニア向け転職サイトに掲載している仕事はアルバイトが多いイメージですが、現在は正社員などを募集している転職サイトも存在します。

そして、収入と収支のバランスを考えることも老後破産の対策です。

老後のことを考え、退職金はいくら入るのか、定年後の収入はどれくらいになるのかなどを確認しながら、老後資金はいくらいるのか?と考えてみてください。

定年後の働き方によって、年金が基本的な収入源となります。収入が大幅に減ることも考えて、老後に備えましょう。

シニアにおすすめの転職サイトを紹介

スーツ

ここでは、シニア世代の人におすすめの転職サイトを紹介いたします。

シニア世代におすすめの転職サイト

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、転職が決定した人のうちおよそ25%が45歳以上の人です。

専門職または管理職に特化したサイトとして知られています。とはいうものの、高い役職を経験した人に向けた求人も多いですよ。

問い合わせへの回答などの対応が早いので安心して利用できます。

経歴があれば、シニア世代の人でもおすすめの仕事を紹介してもらえますよ。

シニア世代におすすめの転職サイト

マイナビミドルシニア

マイナビミドルシニアは、名前の通り40代から60代をターゲットとしている転職サイトです。

60代の人に向けた求人も多く掲載しており、働き方も派遣や正社員など選択が可能。

総合転職サイトは、いろいろな世代の人が利用できるものの、やっぱり20代や30代など若い世代向けです。

しかし、マイナビミドルシニアはミドル・シニアに向けた転職サイトなので落ちる理由が「年齢」になる心配もありませんね。

このサイトには、自分が採用の対象として見てもらえるのか判断できる「ノック機能」付き。

いままでの経歴を入力すれば、スカウトが来る可能性もありますよ。

このような、シニア世代向けの転職サイトもありますのでいろいろチェックしてみてくださいね。

お金をかけなくてもできる趣味がある

ボランティア

ここでは、お金をかけなくてもできるシニア世代におすすめの趣味を紹介します。

お金をかけなくてもできる趣味
  1. ボランティア
  2. 公民館などの習い事
  3. ガーデニング

主体的に行動ができて、他人に見返りを求めない人であればボランティアなどがおすすめです。

老人ホームやデイサービスなどでは、ボランティアを募集していることがありますよ。

内容はたとえば、「老人の話し相手」「将棋や囲碁の相手」「お茶出し」など。

シニア向けのボランティアは他にもあり、

  • 公民館で行う習い事の講師
  • 地域の花壇の手入れなどをするボランティア

などなど、種類が豊富ですよ。

人に教えるような特技がある人や、将棋・パソコンができる人などはボランティアを探してみるのはいかがでしょうか。

また、地域の公民館ではいろいろな習い事が行われています!その種類も豊富で、スポーツから文化系まで。

料金は、1回500円をその都度支払う形態や全10回でおよそ4,000円~のコースなどがあります。

それだけじゃなく、なんと講師がボランティアで参加していて参加費が無料のものまであるんですよ。

うちの地域には、どんな習い事があるんだろう?と気になったら、公民館のチラシやそれぞれの自治体の公式ホームページなどをチェックしてくださいね。

まとめ

老後破産の原因と対策について紹介してきました。思っているよりいろいろな原因があって、「自分ももしかしたらそうなるかもしれない」と感じたのではないでしょうか?

でも、老後破産は今から対策もできます。「うちの家は老後破産するかもしれない、どうしよう」なんて漠然と不安をかかえるのではなく、対策方法を学ぶことをおすすめしますよ。