若い頃のように身体が回らなくなってくると、気になるのが健康のことですよね。今は、健康のためにさまざまなフィットネスがあります。
あなたは、シニアヨガって知っていますか?実は私も、この記事を書くまでシニアヨガについてはほとんど知りませんでした。
この記事では、シニアヨガの特徴や実践動画のほかに、ヨガの呼吸法や教室の選び方まで紹介します。ヨガに興味があるなら、ぜひ最後までご覧ください。
シニアヨガとは?
今、シニアヨガというものがあることをご存知ですか?
シニアヨガとは、名前の通りシニア以降の高齢者に向けたヨガのことです。本来のヨガには、決まったポーズをとるシーンがあります。しかし、シニアヨガは本来のヨガより軽いイメージでできるのです。
シニアヨガは、高齢者向けということもありそれぞれのレベルに合わせた動きを行います。
若年層がヨガの生徒である場合には、インストラクターにポーズの完成度を指導されるシーンが多いです。
反対にシニアヨガは、個人のレベルに合わせて出来る範囲で無理なく行います。道具を頼り、高齢者が安全にヨガを楽しめるよう工夫されているという特徴もありますよ。
シニアヨガは、個人のレベルに合わせてくれるので持病を持っている人や、若年層の方でも運動に慣れていない方におすすめです。
しかし、シニアヨガには以下のような注意点もあるので気をつけてください。
シニアヨガは、自己流でおこなうのではなく最初は専門家に指導して貰いながら行うことをおすすめします。
シニア世代は、加齢によって呼吸機能の低下や筋肉の柔らかさを失っている可能性が高いです。転倒などを防ぐためにも、自分自身の無理の無い範囲をしっかり見極めながら行いましょう。
シニアヨガの効果とは?
シニアヨガには、どのような効果があるのでしょうか?
- 呼吸によってリラックスができる
- 自分自身を見つめなおせる
- 筋肉が鍛えられる
- 呼吸の種類によってさまざまな効果が期待できる
ヨガでは、身体の芯まで行きわたらせるようにイメージして、深い呼吸を行います。ポーズを取りながら、頭の中をからっぽにして集中できるので、リラックス効果が期待できますよ。
普段の生活では、なかなか呼吸を意識することは難しいですよね。しかし、シニアヨガを行うことによって改めて呼吸が意識できます。
ヨガには、「自己を見つめること」という目的もあるのです。自分の身体の状態を見つめ直し、身体と対話しながらヨガを行えば今まで気づかなかったことに気づくこともあるでしょう。
身体と対話しながら・・なんていうと、しっくり来ない方もいるかもしれません。ヨガを行いながら、身体の状態を確認すれば普段気にしていなかった部分に気づくきっかけにもなります。
年齢を重ねれば、筋肉が衰えますよね。それによって、転倒など怪我の可能性が高まります。自分のペースに合った簡単なヨガを行って、筋肉量を増やせば事故を防ぐことにも繋がるのです。
シニアヨガに限らず通常のヨガには、胸式呼吸や腹式呼吸など、さまざまな呼吸があります。その中には、身体を温めたり体温を下げたりする効果が期待できるものもあります。
一人でも出来る、簡単なシニアヨガ動画を紹介
ここでは、シニアヨガを紹介している動画を掲載します。分かりやすく解説しているので、動画を観ながら挑戦してみてはいかがでしょうか。
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- 始めは、床に寝そべった状態。
- 右足の膝を折る。膝を胸の方に引き寄せる。
- 両手で膝を持つ。伸ばしている左足のかかとを蹴り出して呼吸をゆっくりと行う。息を吐くと、腿が身体の方へ近づいていく。
- 両手を開放し、右足を伸ばす。反対側も、同じように行う。
- 両ひざを立て、ゆっくりと胸の方に近づける。両手で、膝を持つ。その状態で、呼吸を行う。
- 足を開放して、伸ばしてリラックスする。
引用 Youtube
- 椅子が固定されているか確認する
- 息を吸いながら片足ずつかかとを上げてつま先のストレッチをする。吐いて足をおろす。
- 何度か行ったあと、両足も同じように行いふくらはぎを刺激する
- ひざを折って、かかとをぐっと後ろに持っていく。おしりや太ももの裏など普段使わない部分を使う。膝を前に持っていき、もう一度蹴り出す。
- 反対側の足も同じように行う。
引用 Youtube
このブログでは、シニア世代に向けていろいろな情報を紹介しています。以下の記事では、セカンドライフを海外で過ごしたい人に向けて記事を書いています。
セカンドライフを海外で過ごすためにも、今から健康に気をつけませんか?
ヨガの呼吸法を紹介!
先ほど解説した通り、ヨガにはたくさんの呼吸法があります!ここでは、ヨガで用いられている呼吸法を紹介します。
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- 鼻からゆっくり息を吸うが、その時におなか全体が大きく膨らむことを意識する。
- 息を吐きだすさいは、鼻から息を吸ったときの倍ぐらいゆっくりと吐き出す。
最初のうちは、手のひらをお腹の真ん中に当てて行うと良い。吸う時は手が押し出されて、吐くときは手が入り込むことを意識すると良い。
腹式呼吸、私もしてみたことがありますが奥が深くてなかなか難しいです。
吐き出す息は、短く力強く。鼻から息を吐いたり吸ったりを小刻みに行う。腹筋を収縮させながら行うのが特徴。息を吸うことより、吐くことに意識する呼吸法である。頭をさっぱりさせたり、血行を改善する効果が期待できる。
喉の奥で、吸ったり吐いたりするさいに摩擦音を出す呼吸法。摩擦音は、均一に出そうとイメージすることにより呼吸法が行いやすくなる。息を吐くとき、気管に圧をかけるように鼻から息を出す。身体を温める効果が期待できる。
呼吸1つとっても、いろいろな方法があって面白いです。ヨガの呼吸法は、これで全てではありません。いろいろな呼吸法を試してみるのもいいですね。
ヨガスタジオの選び方
シニア世代の方でも、元気でシニアヨガではなく通常のヨガスタジオに通える、という方もいるでしょう。ここでは、ヨガスタジオの選び方を紹介します。
- レッスンの運動量を確認する
- ヨガの種類を確認する
- インストラクターの教え方を確認する。
多くのヨガスタジオでは、初級クラス・中級クラス・上級クラスとレベル別に分かれている場合が多いです。
無理してレベルに合っていないクラスに入ってしまうと、身体がおいつかないだけではなく受講していて楽しくないと思うかもしれません。
せっかく「身体のために運動しよう!」と思っているのに、楽しめなくてはもったいないですよね。
今一度、自分が取り組んできた運動を見直してみるなどしてレベルに合ったクラスを選びましょう。
ヨガは、流派があります。ここでは、流派をいくつか紹介致します。
- ハタヨガ・・ヨガの総名称のような立ち位置。ヨガスタジオにより、レベルに差がある。基本を学びたい人におすすめ。
- リストラティブヨガ・・行うポーズは比較的少ない。リラックス目的の人におすすめ。
- アシュタンガヨガ・・動きを止めないので、アクティブに体を動かしたい人におすすめ。
たとえば、ハタヨガの場合インストラクターによってクラスのレベルが幅広いです。そのため、体験レッスンが受けられるスタジオで体験をして、インストラクターとの相性をチェックするのがいいですよ。
以下の記事でも、シニア世代に向けてヨガのことを紹介しています。合わせてご覧ください。
まとめ
シニアヨガや、ヨガ教室の選び方を紹介致しました。高齢化に伴い、いろいろな運動方法があるので自分に合った運動を選びましょう。
たいせつなご家族に心配をかけたくないですよね。いつまでも健康長寿でいるためにも、今からできることを始めてみてください。
“健康を気遣うシニア世代へ!シニアヨガって何?実践動画も紹介!” への1件のフィードバック