現役を離れた後のセカンドライフに趣味を満喫するぞと計画を練っている50代の方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。その一方で、60代からの毎日に何をしたものかなと思いあぐねている人もいるでしょう。
毎日をアクティブに過ごす為の一つの方法として、趣味を持つことはとても有意義と言えます。のんびりとした時間を持つことは勿論大切ですが、退屈な時間で毎日を過ごすことは、気づかぬうちに気力や体力を衰えさせてしまうものなのです。
アウトドアでアクティブに非日常を満喫しよう
趣味の有無で生活に張りが生まれるのだろうかと感じる方もいるでしょう。趣味と実益を兼ねてとなれば話は違いますが、確かに趣味の世界は経済面ではプラス効果をもたらすことは少ないでしょう。
生活を続けていくうえでのマインド面にはプラスに作用することは間違いないと言えます。趣味に興じるということは自分の好きなこと、少なくとも関心のあることに時間を費やすことを意味していますよね。
ポイントはここです。好きなことに興じているとき、人はワクワク感やドキドキ感に包まれていると言っても良いでしょう。このワクワクやドキドキが心に充足感を与え、体に活力を漲らせるのです。
一口に趣味と言っても、たくさんの種類がありますよね。当然趣味に優劣はなく、その人の好みにあわせて楽しめばよいのです。屋外で体を動かすこともまた趣味の一つ、街中や広大なフィールドに身を置くことは、今まで気がつかなかったことへの発見に繋がるでしょう。
大人数で楽しみたいという方も勿論いるとは思いますが、まずは一人で自分のペースで楽しみたいという方もいるはず。ここからは、アウトドアで一人楽しめる趣味の幾つかをご紹介していきましょう。
身近な景色の発見に繋がる散歩＆ジョギング
アウトドアの趣味に散歩、なんて地味なとは言わないでくださいね。体を動かすのがオフィスワークだけだったり、休みの日には家でゴロゴロだったりの方にはゆっくりと歩く散歩も結構な運動量になるものです。
言ってしまうとこの散歩、普段着のままで行えるのでお金が掛からない趣味の代表と言っても良いでしょう。60代だけでなく、70代80代と継続できる点もメリットと言えます。家と職場の往復だけでは気がつかなかった街の魅力発見にも繋がるのです。
もう少し体に負荷を掛けたいと思う方はジョギングやランニングはいかかでしょう。こちらも散歩同様に、手軽さやコストが掛からないメリットがありますね。ただ、散歩よりはシューズやウェアには多少こだわった方が良いでしょう。
勿論、一流アスリートが使用しているものを用意しましょうと言っているわけではありません。ただ、アスリート達が使用しているシューズやウェアは選ばれるだけの理由があります。
オーバーな例えですが、ジョギングを行うときに革靴で走るのとランニングシューズで走るのでは足への負担はどちらが軽いか、これはすぐに分かりますよね。やる気を維持する為に、Runkeeper- GPS ランニングトラッカーなどのアプリを活用するにもおすすめです。
かつて感じた手応えを再び・フィッシング
屋外で一人の趣味を見つけたい、でもどうしてもこれだというのが思い当たらない場合もあるでしょう。勿論焦ることはなく、少しずつ周りに関心を持っていけばよいのですが、見つけ方の一つに以前に経験のあることを試してみるという方法もあります。
子供の頃、友達と連れ立って釣りにいかれたことはありませんか。家族と一緒のキャンプで魚を釣った思い出のある方もいるでしょう。釣り竿をしならせたあの時の手応えを再びというわけです。
海に川、湖と比較的日本は釣り場には恵まれている国と言えるでしょう。確かに釣り道具一式を揃えるには少々経費が掛かりますが、フィッシングセンターやホームセンターでお得な一式セットも用意されています。
人によっては、餌となる虫が苦手な方もいるでしょう。そのような方は疑似餌を用いるルアーフィッシングやフライフィッシングに挑まれてはいかかでしょうか。何れの釣り場においても身の安全が第一、また決められたマナーやルールを守ることは当たり前と心得るべきです。
冒険心を満たす離島巡り
根っからの草食系男子ではない限り、幾つになっても男って奴は冒険心を何処かに持っているもの。と信じたいところですが、いかかですビジネスワークの毎日で見知らぬ環境に身多く心を失ってはいませんか。
おすすめしたいのが離島巡り、離島という響きにワクワク感を覚えたならば向かわない手はありませんよね。一人で巡る離島への旅は、何と言っても非日常の世界に身を置けることでしょう。
五感を通して体感する刺激は、普段の暮らしからはなかなか得られないもの。また、刺激的ながらもゆったりとした時間を過ごせることは一人ならではの醍醐味と言えるでしょう。ただ、一人旅には危険はつきもの、冒険心を満たす為とはいえ禁止エリアの侵入は控えるべきです。
語学が堪能な方ならば、初めから海外の離島へという方もいるかもしれません。勿論、それも一興ですが、初めは日本国内の離島を訪れてみてはいかかでしょう。国内においても北から南まで離島はあります。
冒険心は疼いているけど、さすがに全てを一人で進めるには不安のある方は旅行会社を利用しましょう。ツアー会社や旅行会社は言うまでもなくその道のプロです。離島巡りにおける様々なプランを用意しているので、経験の足掛かりとしてツアーに参加するのも良いでしょう。
神社仏閣だけじゃないパワースポット巡り
日本はパワースポットに恵まれている国と表現しても良いほど、全国各地にスポットがありますねよ。神社仏閣に詳しかったり、建築や歴史に興味があったりする方にはおすすめの趣味と言えるでしょう。
山や湖、島などの自然系パワースポットも各地にあります。癒しや爽快感を体感する為に多くの方が訪れていることは、ご存じのことと思います。勿論、効果の感じ方は人それぞれであることは確かですが、日常とは異なる環境や時間に触れることは、心身ともにプラスに作用するはずです。
旅行やドライブがてらに行えるのもパワースポット巡りのメリットの一つ。もっとも、場所によっては思いのほか体力を使う、カジュアルすぎる格好ではいけないケースもありますので事前の調べが必要と言えます。
有名なパワースポットを巡るのも楽しいものですが、アプリを使って自分に合った場所を診断してもらうのも楽しそうです。あなたにぴったりのパワースポットを診断！ スピスポでは、診断だけではなく最新の情報も知ることができます。
まとめ
一人で楽しむアウトドアの趣味、このフレーズ本来年齢は全く関係ないはずですが、熟成した大人の世界を彷彿させているとは思われませんか。身近な環境に新たな発見をすることは勿論、非日常の世界に身を置くことは、今すぐにでも始めることができると言えるでしょう。
何れ訪れるシニア世代を待たずに、50代から余裕のある大人の世界に触れてみてはいかかでしょうか。
